東京為替見通しは明日のFOMC控え神経質な動き

海外市場でドル円はじりじりと下値を切り上げた。
米長期金利の上昇に伴うドル買いが出て一時130.57円まで上昇。

本日の東京時間のドル円は、月末に絡んだ実需フローや米金融政策への思惑で引き続 き神経質な動きになりそうだが
FOMC待ちということになり、強い方向感は出づらいと思われる。

本日は本邦12月完全失業率、12月商業販売統計速報ほか複数の経済指標が発表され る。
ここ最近は日本のインフレ指標には市場が反応するようになっているが、本日の指標 での反応は限られそう。

豪州からは12月小売売上高が発表予定。米株が弱かったことからアジア株も軟調推移 が予想され、リスクに敏感な豪ドルも上値の重さが意識されると思われる。
中国のPMIが想定より回復してない場合リスクセンチメントの悪化につながってしま うかもしれない。